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関東学生陶芸連盟 『学陶展』 [2-C:12/9-12/11]

学陶とは、学習院大学、千葉工業大学、中央大学が集まった、1972年に発足した関東地区の陶芸組織です。




私が行った時に出迎えてくれたのはこの二人、有田さんと岩下さんです。二人とも、心が温まるような素敵な笑顔ですね。岩下さんは入ったばかりで、今回の展示に作品を出していないそうです。有田さんの作品はあとでご紹介します。



陶芸というと渋いイメージですが、クリスマス風にデコレーションされていて、可愛らしく親しみやすい空間に仕上がっています。




マグカップ、キャンドルホルダー、湯飲みなど、「自分が使いたいものを作った」という実用性が感じられて、自分なら何を作るかなと考えてしまいます。私はお気に入りの食器で食べたり飲んだりすると、とても美味しく感じられます。自分で作った器も、きっとそうなんだろうなと思います



こちらは、一年生の二人による作品です。もともと陶芸をやっていた訳ではないそうですが、とても綺麗に仕上がっていて、驚きました。



目を引くのはこちらの作品。花の飾りのついたカップです。こちらもいつもこういうのを作っていて手慣れているという訳ではなく、インターネットで検索をしながら作っていたとか。



さて、こちらが有田さんの作ったものです。何点か作品があったのですが、デコレーションが可愛いのでこれをピックアップ。現在三年生の有田さんは、大学に入ってから陶芸を始めたそうですが、現在使っている食器の半分は自分で作ったものだそうです。(と、語った有田さんのちょっと誇らしげな表情が、とても輝いていました。)




こちらはキャプションによると「有田くんとなかまたち」によるシーサー。有田さんがシーサーを作ろうと言いだしたところから実現したそうです。ちなみに左下の有田さん作のシーサーをお手本にみんなで作ったそうですが、ひとつひとつ造形や表情が違って、個性が表れていますね。もっとたくさんあったそうですが、シーサーばかりで埋め尽くされるのもと思い5つのみ展示することにしたそうです。


飾り付けやシーサーなどを見ていると、単に陶芸だけではなく「みんなで一緒に何かをやる」ことの楽しさを感じました。


DF STAFF KOZUE