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柳生龍・木夕 『SkyBirth展』


作家ペンネーム:柳生 龍(やぎゅう・りょう)
詩人ペンネーム:木夕(もくゆう)

写真と詩。
同一人物による二点から描かれた作品展示。
今展示は色「スカイブルー」がメインテーマです。



作品は全て額装、もしくは何かしらの装丁が成されています。
目線より少し上くらいに、景色と文字と思いが綴られる。


展示名の通り、個々の写真は青みを含む。
それは青を塗りたくったというよりも、
潜在的に持っていた青を抽出したような。



写真は物語の一瞬を写し、
詩は物語を語る。

写真、詩。
いずれかがメインというよりも、
互いが互いを支え上げるイメージ。
より印象的、明確な想いを組みあげる。



二つの視点から一つの焦点を絞り出す。
シンプルな言葉がより、その身を絞り、
想いの芯を叩き上げる。

泥臭く、人に笑われても
ことばをつづります。

当たり前のような言葉。
それは思うだけでは、続かない。
言葉にして、文字にして、露にしていかなければ、
形にならず、霧散していく。

アーティストが真っすぐに投影された作品/展示でした。


(ぱんだ)