WEST:1-D では韓国のアーティスト、Lee Hae Kwangさんの
作品展示が行われています。
ちょっと可笑しな風景をコミカルなタッチで描かれた作品。
強風にあおられ、おじいちゃんの髭がびょーんと伸びて。
息子の首にぐるぐるぐる。
髭マフラーです!
首元がむずむずしそう。
鳥たちの集団飛行。
空が一面、黒く染まったり、
長い列を成したりする様はネットで見たことがありますが。
まさか、ミサイルになるとは・・・。
爽やかな秋の気配をバックに飛び交う凶器。
うーん、シュールです。
こちらも形が特徴の一作。
イチョウの木。
イチョウの葉が落ちて、現れたのは、
更に大きなイチョウ。
この後、ぱらぱら崩れていくのか。
それとも一度に崩れるのか。
Lee Hae Kwangさんの視点。
それは物語のワンポイントに灯りをともすかのよう。
大きなアクションではなくとも。
僅かな起復は観者の意識を揺り動かすのです。
そして、その揺らぎは静かだからこそ、
僕らは愛おしいと思えるのです。
(ぱんだ)










