「夏休み」というテーマが添えられて
knap×photoart 写真展
EAST:202にて公開中です。
三連休最終日ということもあり、
国籍問わず、多くの方が写真に目を向けて。
外光が取り入れられて、白いスペースはより白く。
窓から続くデッキで、出展者さんはくつろいでいました。
夏休みというテーマは、働いている立場にいると
とても尊い日常のように思えるのです。
学生時代は自堕落な生活に溺れ、
生産性が無い、生産性が無いなんて口癖のように呟いて。
生産性がないことが悪なわけでもないし。
だらっとする日常こそ、贅沢な時間の利用方法なのだけど。
そんな学生にとっては長いお休み。
長過ぎてありがたみさえ希薄になる日々。
それは終わってから、ふとにやにやする思い出になったりします。
僕が好きだったのはこちらの作品。
谷田喜美子さん「静止」
黒く水張りされたパネル(恐らく)の上に
マットが敷かれ、そこに本当に何気ない一コマが飾られている。
前に前に日常が押し出され。
それが当たり前ではなく、その瞬間でしかあり得なかった非日常であることを
示し、掲げている。
秋の気配を感じるくらい、心地よい気候に恵まれた一日。
多くの来場者は作品を鑑賞し、アンケートにこたえたり。
作品とのふれあいを深めていました。
(ぱんだ)