[ EAST:303 ]
ちょっと不思議な形のこちらのスペースを、
ぐるりと囲む写真たち。
跡見学園女子大学写真部の写真展示です。
写真と共に歩んだ生活の記録。
それは、何を撮ったかではなく、どんな時に撮ったのかに意識が傾く。
打ち上げ花火が映っているとしたら、
どんな人とどんな気持ちで見に行ったのか。
もしかしたら、偶然居合わせただけかもしれない。
そして写真を見る僕らはそれを綺麗だと思い、
撮影者は悲しみの中で見上げたのかもしれない。
少し空間が設けられて、それぞれの季節が像で語られる。
青いです、水色時代です。
そんな写真群の中にぽつんと見える、始まりと終わり。
楽しくて、華やかな季節は暖かい季節の押し上げを受けて、
始まり/終わりの季節に変わります。
楽しいときはいつか終わる。
でも、それは楽しい時間があったからこと、強く意識するのです。
昨日の夜中、"Do As Infinity"の「Week!」を聴いてました。
充実、苦労、楽しさ。
このピアノからは、そんな景色が見えない音になって聴こえてきた。
ふと回想モードに入ってしまいました。
ありがとうございました。
(ぱんだ)