始まりました、WEST:1-Bにて。
「つかさラウンジ-ハッピーつかさ地獄-」
特設サイトの文言を引用致します。
"私たちはつかさというアイコンを用いて絵を描き、主にインターネット上などで公開することで感情を発散させ、表現し、コミュニケートしてきた集団(クラスタ)です。 私たちはつかさというアニメ美少女キャラクターをあまりにも自然に表現の素材として用いて来たにも関わらず、感情や思想の代弁者として、あるいはファッションとしてつかさというアイコンに頼り過ぎたために、もはや本来あるべきつかさの姿からはほど遠いものをつかさとして描き、つかさとして認めあっていたという事実に気が付きました。 本展示は、つかさを超越してしまったつかさ、私たちが繰り返し描き、認めてきたつかさを、つかさのアイコンを一切用いずに表現することで、ひとまず、これまでのつかさ信仰に終止符を打とうとする試みです。"
某漫画、アニメの登場キャラクターである"つかさ"の存在が主軸になっている為、
二次創作なのかな?と思っていたのですが。
上記のキャプションがとてもわかりやすく、それは違うよと教えてくれました。
アイコンを用いず、つかさの周囲を構成、
もしくは、つかさの構成要素を組みかえることで、
アイコンからの脱却の確かな形を提示/証明する。
今もなお愛し続けているキャラクターと、一つの決別。
この展示がその形になり得たのだとしたら、本望でしょうし。
好きな漫画やアニメが最終話を向かえて、放心状態になるかもしれない。
蛇足ですが、僕が大好きな漫画もつい先日最終話をむかえました。
「土星マンション」ていう漫画なのですが。
最後を見届けるのが恐くて、見てしまうと話が閉じてしまうのが恐くて、
まだ、ページを開けていないのです。
いつかは読むはずなのだけど。
早めに読み解こうと思いました。
だって、それは愛することとは違う気がするから。
展示は9月19日までとなります。
皆さんもご自身の愛する何かを思い浮かべながら、
展示をご覧になってください。
(ぱんだ)