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【blue展】展示レポート Part 2



「青」に惹かれる理由は何だろう。

これまでたくさんの「青」の作家さんとの出会いがありました。
「青」ひとつとっても、作家ごとにその青は独特の個性を放ち、アイデンティティを持って色を成します。
表現する画材、テーマ、コンセプトは違えど、いずれも深淵に潜むものは穏やかで温かい心。
そこには、”癒し”という言葉では括り切れない、様々な感情が「青」には存在するように感じます。

梅雨と初夏が交差する季節。
その湿り気と爽やかな風が綯交ぜになった原宿の地で、19名の作家の「青」が混ざり合います。

このブログ記事では、スペース番号「7」〜「12」までの出展作家を紹介いたします。


7:SHAREMYWORLD ARTSHOP
8:ぎんた
9:翠川 縁
10:wanaco**
11:松下ぴんく僕
12:
cousato



7:SHAREMYWORLD ARTSHOP




SHAREMYWORLDさんのブースには絞り染のTシャツと靴下が販売されております。
一つ一つ手作業なので同じものは一つもありません!
blue展なので当然青メインの涼しげな配色は、身に纏うだけで気温を下げてくれそうです!



8:ぎんた




ぎんたさんの作品は海の中をイメージした少し不思議な雰囲気のペン画。
海の中のような、空のような背景や海中に潜るためのヘルメットをかぶった人そして海の生き物の姿。
神秘的で不思議な雰囲気が気に入った方は、ポストカードをご購入してみてはいかがでしょうか。

9:翠川 縁




翠川さんの作品は海の生き物がメインです。
青く厚塗りされた木製パネルに描かれた様々な海の生き物たちが・・・こっちを見ている?
そして下段の立体陶芸作品は一輪挿がたくさん。
こんなにたくさん並んでいると、なんだかイソギンチャクの群れのようにも見えますね!


10:wanaco**




wanaco**さんの作品は青い宇宙!
薄い木製パネルの上に広がった青は、宇宙の断片をイメージしたものとのこと。
その一つ一つは断片に過ぎないけど、その断片の集まりはやがて無限に広がる宇宙となるのではないでしょうか。
この展示のテーマは「心の深淵に触れる」。
つまりこの宇宙のどこかに心の深淵があるのか、はたまたこの宇宙そのものが心の深淵なのか。無限の宇宙のように、無限の想像を張り巡らせてみるのも、また楽しいのではないでしょうか。


 


11:松下ぴんく僕




松下ぴんく僕さんの作品は主に「感情」についての作品です。
小さくて気づかない、気を抜けば手から零れ落ちてしまう小さな砂金のようなありがたい幸せをイメージした作品とのこと。手の中の砂金の光が夜空の青を引き立てるように感じられます。
そして注目したいのは青い缶でできた勇気と希望入れ。
缶の中から勇気と希望を取り出したい人がいれば、誰かに分け与えたい人もいる。
もしそんなことができるとしたらとても素敵な話だと思いませんか?



12:cousato





cousatoさんのブースには青い髪の少女の物語が綴られております。
夜空を自由に舞い泳ぐクジラや、いろんな存在と出会っていく少女の物語。
その中で生まれる色んな感情と想い、どこか切ないけど暖かくもある、そんな物語を体験できます。
作中のシーンをポストカードにしたものも売っておりますので、ぜひチェックしてみてください。