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横浜美術大学プロダクトデザインコート 『ヒト』

『ヒト』
横浜美術大学プロダクトデザインコース
2020.2.5 - 2020.2.7
space : EAST 102


横浜美術大学プロダクトデザインコースの3人による「ヒト」をテーマとした展示会が開催中!
立体作品、インスタレーション、来場者参加型の作品、と三者三様の視点から迫る「ヒト」とは。展示会の様子を一部ご紹介します。





ひとをテーマにした作品展がEAST102で開催中。
展示会は横浜美術大学プロダクトデザインコースの奥本潤さん、中村慎太郎さん、渡邉来騎さんによるもの。
それぞれが「ひと」とは何なのかを独自の視点から表現しています。
本ブログでは展示作品の一部を紹介します。


 『イ寄 イ子』
奥本潤

椅子という「道具」からヒトの座るという「行為」に注目した作品。
作品を通して「座るとは?」「座る目的は?」などといった問いが見る者に投げかけられているようです。


『細胞核』
中村慎太郎

タイトルどおり、ひとを構成する細胞を立体作品として表現しています。
通常目にすることのない自分自身の一部でもある細胞と
目の前で作品として対峙するのは新鮮な経験。
また、作品は部屋のインテリアとしてもぴったりなオブジェとなっています。


『ひとの文字』
奥本潤

書くという行為が以前にも増して意味をもつようになった昨今。
奥本さんによる作品『ひとの文字』は来場者参加型のインスタレーション。
参加者の今の気持ちが書かれた手書きの文字が並びます。



「つかれた」
率直な一言も手書きの文字だと声のトーンや書いたヒトの姿まで伝わってきそうです。


『人間味』
渡邉来騎

中学時代の作文を素材として使用したインスタレーション作品。
作品は、「人間味」というキーワードから「人間らしい」とは何なのか考えます。



 AIがヒトの頭脳を凌駕しようとしている現在、人間味は別のところにあるのかもしれない。
渡邉さんの作品は、過去の作文に綴られた友情や思い出といった私的な感情を織り込みながら、人間の感情や経験に人間味を見出そうとしているのかもしれません。



三者三様、それぞれの作品から、ふと「ひと」について改めて考えさせられる展示会となっています。
本展示、横浜美術大学プロダクトデザインコース『ヒト』は2/7までの開催です。
ぜひお見逃しなく。

>>>展示スペースの詳細はこちらから
staff shimada