Ichie Natsume / aome
『Knit』 2019.9.13 - 2019.9.15
[WEST 2-B]
京都の大学在学のIchie Natsumeさんとaomeさんによる、
東京での初二人展が開催されています。
「Knit」という共通テーマで表現されたそれぞれの世界観をご堪能ください。
上段は女性のイメージから展開され、フィルムカメラで撮影したIchie Natsumeさんの「赤いニット」シリーズです。
そして下段は「赤いニット」からインスピレーションを受けた、aomeさんによる「R指定」”Restricted”(制限された)をテーマにしたグラフィック作品です。
赤という色は女性を指すのに最もインパクトのある色である。
様々な赤いニットを着る女の子の姿から、どこか暖かく、落ち着いて優しい空気感が伝わってきます。
制限された時間(Rush)や眩しい日の出(Sunrise)など、
全てのアイデアが「R」と繋がっています。
事前に作品を合わせるのではなく、展示当日にお互いの作品を見て共通点を見つけてレイアウトを決めたそうです。
偶然に同じくケーキをモチーフにしたり、木を背景に演出したり、それぞれ違う系統なのに違和感なくこの一つの空間に馴染んでいます。
物販コーナーではIchieさんの写真集とステッカー、aomeさんのデザインTシャツが販売されています。商品数が少ないためお早めに！
展示は明日(9/15)が最終日！
会期中作家さんも在廊されていますので、
ぜひお気軽に作品についてお声かけください。
女性を指すのに赤を使うのはとても効果的で、時にはそれが女性を安直に一括りしているように思える時があります。しかし、赤いニットを着た女の子たちは、誰一人として同じ”赤”を纏っていません。それぞれがそれぞれの”赤”を持っているのです。
そんな「赤いニット」からインスピレーションを受けた「R指定」は”Restricted”(制限された)をテーマに、ここにさらに”Red”の意味も含め、作品には全て赤を使っています。”赤”という制限された世界を窮屈だと思うのではなく、むしろその制限を楽しんでみました。他にも作品に隠された”R”を探してみて下さい。
私たちの作品が持つそれぞれの共通点”赤”。その繋がりを起点に、互いの作品一つひとつが一本の糸として、まるで”編む”ように作りあげました。楽しんでいただけると幸いです。
-出展者-
Ichie Natsume
http://www.instagram.com/natsume_ichie
aome
https://www.instagram.com/neo_aome/
【展示スペース：WEST 2-B】
