Bunyamin Ozgultekin
『Solo Exhibition』
2019.9.10-2019.9.12
at WEST 2-E
今夏もトルコの現代美術ギャラリー Pinelo Galleryが監修するトルコ人アーティストの個展がデザインフェスタギャラリー原宿の各スペースで展開中!
2-EではBunyamin Ozgultekinさんによるミニマルアートの作品展が行われています。
様々な色、形をした平面作品が並ぶスペース。
まるで子供の知育玩具のように、無邪気にも思えてきます。
陰影による立体感は3DCGによる描画のように見えますが、これらはすべてアナログによる絵画作品。写真では伝わりにくいですが、実物を見ると原画の息遣いが感じられます。
全くの想像による抽象てきなミニマルアートというよりも、実在するものや風景を極限まで抽象化したようなBunyaminさんの作品。90年代のWindowsマシンに見られるスクリーンテーマのような、少しレトロな雰囲気も感じます。
こちらの作品ですが、筆者自身は海面から突出している二つの小島、その姿を写す海と夜の光が一つの画面に整理整頓されているような風景を想像しました。
変則サイズのキャンパスのヘリにはご覧のように画材の擦れが残っています。
傍目に見る立体感はコンピューターグラフィックそのものに見えますが、とてつもなく正確な技術により非現実的にも思える形が描かれています
ここで紹介しきれなかった作品も、近づいては離れてを繰り返し、目を離せなくなる作品ばかりです。本日が最終日となりますので、ぜひお越しください。
【 展示スペース : WEST 2-E 】