アサダタイシ&スティーブアルビソ
『アサダタイシ展 with native american』
2019.6.21-2019.6.25
[EAST204]
22歳で世界一周を果たしたアサダさん。
その旅の中で出会ったモノや人など、世界を感じることのできる展示となっています。
たくさんの刺激を受ける世界一周の旅。
みなさんもぜひ、EAST204にて「プチ世界一周」を体感してみては?
本展は明日、25日まで開催中です。
アメリカ、ペルー、ボリビア、チリなど世界46ヶ国を旅したアサダさん。
旅の中で撮り溜めたという、世界各国の写真からはそれぞれの文化の違いや特徴を感じることができました。
また、世界の文化の違いを肌で感じたことで新たな出会いや発見があったそうです。
ジュエリーアーティストとしても活動をしているアサダさんは、訪れた国でパーツを買い付け、アクセサリーをデザイン・制作をされています。
実際にその国を訪れたからこそできる制作活動。また、これらの素材からはそれぞれの個性や特徴が感じ取れました。
ちょっとした違いですが、色や形、シルバーにも個性があるのだと知りました。
また、その違いや文化の違いなども表現されているのは、さすが現地に行ったからこそできる技なのだと感じます。
このジュエリー制作の技術は世界中で学んだのだそう。しかし、中でも特にアメリカ「ナバホ族」と呼ばれる部族が持つ技術に感銘を受けたそうです。
また、他にもたくさんのリングが展示販売されていました。
同じ作家さんが作ったとは思えないほど、多様なデザイン。46ヶ国もの国を旅したアサダさんだからこそ、これだけ様々なデザインが思い浮かぶのではないでしょうか・・・。
種類豊富なリングに、どれにしようか迷ってしまいますよね。重ね付けなどもおしゃれで素敵だと思います。
アサダさんが影響を受けたという「ナバホ族」。
世界一周でジュエリー技術を学んだアサダさんは、「ナバホ族」で出会ったスティーブアルビソさんという方を師匠と呼んでいました。
この、アサダさんのジュエリー技術の基盤はスティーブアルビソさんから全て習ったものだそうです。
今回の展示ではスティーブアルビソさんの作品も展示販売されています。
彼の作品は、ターコイズブルーがポイントとなった、とても繊細、且つ大胆で独創的なデザイン。
南米感が強く出ている作品となっています。
これから夏本番、暑い季節にぴったりなデザインですよね。
そんなスティーブアルビソさんは、展示最終日の25日に在廊するのだそうです。
実際にナバホ族のお話やジュエリーについてお聞きする滅多にないチャンス。みなさまもぜひ、交流してみてはいかがですか?
世界の文化をたくさんの人に広めたい、と開催した今回の展示。
南米の文化を中心に様々な風景や人物、また現地にしかないものなど見たことのないものを間近で見ることができました。
また、アサダさんから世界一周の旅のお話を実際に聞くこともできます。
旅をすることはハードルも高く、なかなか実践できません。しかし、一歩勇気を出して飛び出してみることで新たな自分と出会える、最高の機会なんだと憧れを抱きました。
作品はもちろん、このような旅の話を聞けるアットホームな雰囲気の本展。
みなさまもぜひEAST204にてプチ世界一周をしてみてはいかがでしょう?