早稲田大学絵画会
『Remake展』
2017.8.23-2017.8.25
at EAST 303
早稲田大学絵画会による夏の展示が開催中。
自然光がたっぷり入るEAST 303には作品がずらり。
ご覧の通り、壁面には2点一組の作品、その間に”Remake”と書かれた右方向の矢印が。
この展示のコンセプトは「誰かの絵をリメイクする」というもの。
部員たちが自分以外の誰かの描いた作品の中から「描き直してみたい!」というものを選び、自分仕様に「リメイク」しています。
具体的にはこんな感じ。
今回の作品の中でも特に大胆な手法でリメイクしています。
ブロッコリーの静物画がシュールでスタイリッシュなコラージュ作品になりました。
こちらも雰囲気がだいぶ変わりました。
逆光気味で部屋と人物がシルエットになっているもとの作品から、部屋全体に光が入って明るい印象の水彩画に。
もとの作品は夕方、リメイクされた作品は朝の光が部屋全体を包んでいるような雰囲気ですね。
今回のような手法の展示は初めて観たのですが、それぞれの持つ個性が浮き彫りにされてとても面白い試みだと思いました。
展示は明日まで開催中。リメイク前とリメイク後、じっくりと見比べてみて下さい。
【使用スペース:EAST303】
written by isaka