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沖縄県立芸術大学19期生 『絵画娯楽』

沖縄県立芸術大学19期生
『絵画娯楽』
2017.8.20 - 2017.8.27
[EAST 301]

沖縄で2008年から行われている「絵画娯楽」展。
8名のメンバーによるそれぞれが卒業後に制作した作品が展示されています!


沖縄県立芸術大学出身の8名のメンバーが今回、
沖縄、福岡、熊本、山口、神奈川、埼玉から集まり、
卒業後にそれぞれ創作してきた作品の発表を含め、
展示会は、久々にみんなで集まる同窓会のような雰囲気も感じられる空間となっています。


スペースの中では、日本画、油画、映像など様々な形で表現した作品が並んでいます。

「絵画娯楽」には、制作に何か目的を定めたり、ある効果を求めたりするのではなく、
それ自体に耽溺してしまう娯楽性を肯定したいという、
メンバーたちの思いが作品に凝縮されています。

ほんの一部ですが、作品をご紹介いたします。

【夏休み】城あかり

帽子にたくさんのハッピーな気持ちが閉じ込められた「夏休み」。
海!スイカ!お化け屋敷!サマー!
城あかりさんが描いたカラフルな世界を見ていると思わず夏っぽいことをしたくなりますね。


【静寂の訪れ】大森敦子

自然の優しさと神秘さを描く大森さんの岩絵作品です。
透明感のある葉っぱが重ねられていて、うっとりとした空気が漂います。

【廻っては、還っていく光】田中芳

記憶と感情を大切に、絵で表現した田中さんの絵画作品。
海と大地が混合されたような、不思議なパワーが感じられる一枚。

【woman】辻野絵美利

布の質感と柄、気品と色気のある女性らしさが繊細な筆触で表現されています。
黒とピンクの色合いは強いインパクトが感じられますね。

【貝になったこと】小野可愛

こちらは小野さんの油彩作品。
本当の月の表面のようにアルミ箔と油彩で表現された、
そのリアリティに惚れ惚れてしまいました。

【うたた寝】弘中彩水

藍染布を使った数々の四角形のキャンバスはパズルのような組み立てられていて、その上には、岩絵具でうたた寝をしている女の子の姿が描かれています。
深海に沈んでいくような、不思議な夢を見ているような、
幻想的な雰囲気が伝わってきますね。


こちらの壁に並んでいる二枚は伊野波盛顕さんの絵画作品です。
寝るときに見る夢の中に現れる景色が透明感のある水彩で表現されています。


【いい機械について】嘉手苅志朗

一周回って最後に、ドアの後ろに上映されている映像作品は、
嘉手苅志朗さんの「いい機械について」です。
色んな生活用品を使って表現された「機械」、
この不思議な世界観をどうぞご鑑賞ください。



ポップで可愛らしいキャラクターイラストから
落ち着いて清々しく感じる作品まで、
幅広い作品をいっぺんに見れるのは、このグループ展ならでは!

展示は8/27まで!
是非是非原宿に来られた際に、お立ち寄りくださいませ^^

-出展者-
伊野波盛顕/大森敦子/小野可愛/
嘉手苅志朗/城あかり/田中芳/辻野絵美利/弘中彩水

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Instagram
https://www.instagram.com/kaigagoraku/


【展示スペース:EAST 301】
Staff jessie