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立正大学美術部『立正大学美術部展』


立正大学美術部
『立正大学美術部展』
2016.2.9-2016.2.11

2/9から3日間の予定で行われている立正大学美術部による展示。
マスキングテープや美しい和の柄紙を駆使した切り絵やイラストなど、
一つひとつが丁寧に作られた作品が並んでいます。





冒頭の写真で紹介した作品もそうですが、
近くで見てみると部分部分がとても細かく切り出されています。




背景のピンクのグラデーションが美しく、
それを囲う和柄の紙がより一層「和」のテイストを引き出しています。
鳥のつぶらな瞳や産毛、枝を捕まえる足の表現力も豊か。






触れれば壊れてしまいそうなほど繊細な切り絵作品。
使われている色はどれも鮮やかで、どこかレトロな雰囲気が漂う。
白い壁面を背景にするとステンドグラスのようにも見えます。




こちらもマスキングテープを活用して構成されたイラスト。
女の子の表情一つ取ってもとてもポップでかわいらしい印象の作品です。

ストッキングの柄が左右で違ったり、
ほうきに当たる部分もストライプやドット柄などいくつもの模様が組み合わさっていたり、
細かい所にこだわりを感じます。

いったいどれほどの種類のテープが使われているのでしょう?




クマのぬいぐるみの手に自分の手を重ね、そっとそれを見つめる女の子の表情に釘付けになりました。

部屋に飾られているポスターは、
暖かい印象のモチーフと対照的にスタイリッシュ。





展示作品のほか、数々の作品がプリントされたポストカードが無料配布。
大盤振る舞いです!


美術部という、人の集まりでありながらも、
ベースとしている世界観に共通点があり、
一つの展示空間としてまとまりを感じる展示です。

明日までの開催ですので、ぜひ足を運んでみてください。

【今回の展示スペース:WEST 2-A】





DF STAFF isaka