「FLAPPERS」はシルクスクリーンという版画技法を用いてTシャツ・グッズを制作しています。シルクスクリーンに特化したサークル、珍しいです。
※シルクスクリーンとは:孔版画の技法の一種。版は網目の布に感光材を塗布したもの。図版を描き、感光させる→感光した部分が孔になる。→インクを版にのせる→スキージ(木とゴムでできたもの)でインクをなぞり圧をかけると孔からインクが落ちて定着する。(もの凄く簡略化しています。悪しからずご了承下さい。)
スペース内では、Tシャツは勿論、バッグ、ファッション雑貨、小物等色々なアイテムにシルクスクリーンが施された作品を展示販売しています。
このサークルはデザインや彫刻等、様々な学科の方が活動しています。
在廊されていた彫刻科の方にお話を伺うと、授業では主に石膏や粘土といった色のない素材を中心に制作していますが、サークルでは色が使用できて気分転換になるそうです。
彫刻(立体)とシルクスクリーン(平面)を体験することで今後どのような作品を制作するのでしょうか。
こちらはニーハイソックスです。
こんな薄手のものにもムラなくインクを乗せることが出来るなんて驚きです。
ちなみに私がシルクスクリーンでTシャツを制作した時はスキージへ圧をどの位加えて良いのか分からず、かすれた物が出来上がりました。
小物入れやストラップなども販売中。
シルクスクリーンは色々な素材に使用でき、色々な物へと作り変える事ができる。
版画の可能性を色々発見できる展示です。
貴方のお気に入りを見つけて下さい。
DFG 上園