「本日展示出来ますか?」と受付に来たのが伊東さんでした。
搬入を終えて慌ただしく去って行った後に展示を見ると、そこには一遍の詩と名刺がマスキングテープで貼付けてありました。
〈私は黒い点である〉と題された詩を、黒いドットのマスキングテープで貼る確信犯。手書きの文字。手づくりの、一点ものの名刺。彼女は誰なのか、彼女は何がしたいのか、彼女はどこへ向かおうとしているのか。
たった一日、そして持ち帰り用の名刺もありません。それでも誰かの心に響くといい。そういう思いで、私はこのブログを書いています。
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DF STAFF KOZUE