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東京都市大学美術部 『ちゃぽん展』


東京都市大学美術部による展示会
『ちゃぽん展』
EAST : 101-a にて開催中です。


- ちゃぽん -

それは水の音。
今回用意されたテーマは「」です。
展示作品のジャンルは、絵画/立体/写真にわたります。
それでは、一部作品をピックアップし、ご紹介致します。

「 水線 」
岸 野乃香さん

水平線は、水面と空とを分つ線。
それは見えるけど、 不確かな存在。

水線という言葉は、
より具体的な形に、水平線を落とし込む方法。

真っ白い光が冷たく眩しい。

「 海月 」
石塚 亮さん

ゼリーみたいにぷるぷるしているくらげ。
ゼリーを透過したしたような淡い光。

油彩という乾きが極端に遅いツールを用いて、
今も尚、湿り気を帯びているようで。

「 あおい 」
福田 美月さん

キャンバス地に下地を作らず青を塗りたくった。
身を投げた青は、壁に受け止めた後、
ずるずると表面を下る。

逆らうことなく、下るだけのその姿。
青 の内面を表しているかのよう。

「 江ノ島 」
熊木 俊

水というテーマだからか、色味のある作品が多い中、
熊木さんは墨で島を描きました。
水のゆらり漂う状態を拾い上げるかのように、
モノクロームな情景が語ります。

手前 / 杉 雄輝さん 「 水狛犬 」
奥側 / 渡部 哲也さん 「 ガルーダ ウィヌス 」

杉さんは樹脂粘土で瓶詰めの立体作品。
渡部さんは半紙を用いて光沢のある立体を製作。

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他にも紹介し切れなかった写真作品、CG作品、
多数がスペースにて公開中です。

展示期間は 3月30日(金) まで。
ご来場お待ちしております。