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藤澤はるか 落合保奈実 『廃輝展-モデルウィッグ-』

302で開催中の藤澤はるか、落合保奈実 『廃輝展-モデルウィッグ-』。


EAST1階の階段からウィッグが案内してくれて少しびっくりしました。
スペース内を覗くと誰もが”ハッ”ってすると思います。多分。
カラフルな生首ウィッグが勢ぞろいしています。


これらのモデルウィッグは、美容院や美容学校で練習用として大切に使われながらも、
年間100万体以上が捨てられているそうです。
100万体!!
すごい数です。
リユース・リデュース・リサイクルなど「ゴミを減らす活動」が心掛けられている今、「減らすことのできないゴミに対する活動」もあってよいのでは?と思い、この展示を企画したそうです。


顔をキャンバスにした作品。
目があるものもあったり、閉じていたり。
もともと目は描かれているのですが、消してみたり、つけまつげを付けたり、ウィンクしていたり、
いろんな表情があります。
おでこから赤ちゃんの足らしきものが出ているのですが、不思議と違和感がないのです。
作品の後ろに書かれている言葉。
モデルウィッグの声のようです。









モデルウィッグは中国人の髪の毛が使われており、人の手によって1本1本植毛されているそう。
1体完成するまでに4~5日かかるそうです。
まさか手で植毛してるとは思いませんでした!!!
使う人も大事に限界まで使っているそうです。



廃棄になりそうになったウィッグたちが、お二人によってもう1度輝いた姿をぜひ見に来てください。




まいこ