東京夜間写真部 『東京夜間写真部グループ展2020~未来に伝えたい東京の夜風景』 2021.3.19 - 2021.3.21
[EAST 201,202]
SNS等で活動している写真家・写真愛好家集団「東京夜間写真部」。
35名の写真家による「未来に伝えたい東京の夜風景」をテーマとした作品をお楽しみください。
昨春開催予定だった3回目となるグループ展。
東京の魅力に改めて気づく夜風景の数々。その中から一部作品をご紹介致します。
Hiroshi Sata
東京のシンボルであり観光地でもある東京タワー。オレンジに輝くその圧倒的な存在感は、遠くからでも見かけると自身が東京にいることを強く実感させられます。
東京タワーは昭和時代、今後予想されるテレビ需要の高まりなどから総合電波塔が必要となり、「戦後日本のシンボルとなるものを」というコンセプトのもと建てられました。その歴史が形となり今もなお健在し、これこそ未来に伝えたい東京の夜風景である1枚です。
関 佳明
左側の作品は新宿西口。
新宿の派手な街灯に対して、雨が降っているため足元を用心しながら俯いて歩く人の姿。
水たまりの反射は鮮やかに街を映し、マスクを外した未来の希望を表しているかのよう。
濡れた地面でさえも愛おしく思うのは、ここが多くの人たちが行き交う東京だからかもしれません。
今西直樹
昨年8月に閉園したとしまえん。幼少期の遠足や旅行先とする方も多く、東京に住んでいなくても思い入れのある方が多いのではないでしょうか。
その「としまえんと言えば」のカルーセルエルドラド。今にも優雅に動き出そうとしますが、今となっては誰かの記憶にしか残っていないもの。その記憶を映し、未来に伝えることは写真の役割のひとつです。
自身の思い出と重ねてみたり、その風景の歴史を調べてみたりすると、今までよりも東京の夜景色が美しく見えるのではないでしょうか。
展示は3/21(日)まで。
出展作家
Tetsuya Adachi
Noe Arai
池田英里
今西直樹
大嶋 守
Katze
satomi N
雅辺
木村紀雄
小山さなえ
Hiroshi Sata
Yumiko Sato
mihoka
下城仁志
Shinji man
進藤弘隆
末澤昭宏
杉谷哲也
砂田英之
関 佳明
Akira "EIGHT" Tagawa
takawaka
丹沢正伸
George Tsukamoto
kyoko doi(kyo.ko)
mica nagami
中村美保
布施康信
二口政之
前田昌樹
Mashimo Kei
南 雅夫
Takanori Mutoh
Takahiro Yamamoto
Nobuhito Yukiyoshi/Sameh Refat