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エムプラス 『夢と輪廻のはなし』



エムプラス 『夢と輪廻のはなし』 
2018.12.18 - 2018.12.23
[EAST 301]


武蔵野美術大学・東京藝術大学・東京音楽大学などの学生からなるアーティストサークル「エムプラス」のグループ展『夢と輪廻のはなし』が開催中です。
芸術を学ぶ同志たちが、各々の自由な表現を遺憾なく発揮している本展。
一部にはなりますが、展示の模様を少しだけご紹介いたします。




こちらはアメリンゴさんの作品。
自分が表現したい自由とは何か?
日々の苦悩や邪念を忘れ、その筆跡に身を委ねて、筆の進むまま、キャンバスに色を重ねる。
最終的にパステルカラーの華やかなピンク色に染められ、苦悩から開放されたような、未完成のような、どこか切なさを感じます。


こちらは片山柊さんの写真作品集。今回の出展者の中で、唯一の音大生です。
海外への演奏旅行など、各地を旅する機会が多かったというこの一年。
初めての地に足を踏み入れても、人の生活感が漂う風景ばかり撮影してしまうそう。
画面は縦横のラインがどこかに潜み、統一感があり、とても美しい写真集です。
今回の写真は全てiPhoneで撮影したのだとか!


こちらは大藤千佳子さんの作品。
柔らかいタッチの中に、ほのかに輪郭線が描かれ、非常に女性的で上品な美しさを持つ絵画作品群です。
近づいて見ると、淑やかにキラキラと光る画材が使用されており、作品のモチーフをより魅力的に演出しています。
どこか切なく、美しく儚げな世界観に心が洗われていくようです。


全作品を紹介しきれないことが悔やまれますが、
立体作品やミクストメディアの作品も展示されており、非常に見応えのある本展は12月23日(日)まで。
繊細で抽象的なイメージから想像力を掻き立てられ、どこかに共感する部分を見つけられるかもしれませんよ。


<スペースの詳細はこちら>


DFstaff kome