相模女子大学写真部
『夏展』
2018.8.7-2018.8.9
at EAST 302
夏真っ盛りということで、夏らしい展示が開催中!
相模女子大学写真部による『夏展』は、涼しいギャラリースペースにいながら夏を感じられる写真展です。
「夏らしいものと言えば?」という問いに対する回答を、おおよそすべて詰め込んだような今回の展示。ずばり「夏」がテーマとだけあって、参加者の皆さんの感じる「夏」が満載の写真展となっています。
順路の最初に並んでいる作品は夜空に咲く満開の花火。
花火って一眼レフできれいに撮ろうとすると結構難しいんですよね。
最新機種ともなれば高感度が強いのでブレは抑えられるものの、満開の瞬間をドンピシャで捉えるのには技術が求められます。
こちらの作品は花火を見る人たちのシルエットや、画面いっぱいに広がる無数の花火、そのコントラストが本当に美しい、見入ってしまいます。
まだまだ夏は続きます。
こちらも夏の風物詩ですね。
筆者はもう何年も浴衣を着てお祭りに行くなんてことはしてませんが、それでも煌々と輝く提灯を見ると「夏、最高」と気持ちが高揚します。
たくさんの人々でごった返すお祭りの様子を見るのもいいですが、この作品のように少し寂しげな切り取り方も、夏だけが持つある種の寂寥感を感じますね。
夏といえばやっぱり海。
この作品も、夏の高揚感と寂寥感が綯い交ぜになったなんとも言えない雰囲気をまとっています。夏ってやっぱりそういう思い出ができやすい季節なのでしょうか。そんな季節だからこそ、良い写真もたくさん撮れるのかもしれません。
さてさて、夏は始まったばかり。
夏らしいことまだしてないなーという方、まずは本展示を観て夏を感じることをおすすめします。