『[ぐちゃぐちゃ]彫刻展』
ナカダマコト
2018.8.11 - 2018.8.13
space : EAST203
ナカダマコトさんが挑戦する新しい木彫作品。
木という素材の持つ生命、生きている姿。
精密で魅力あふれる展示作品を一部紹介いたします！
「！...ぉおー、何だナンダ！？！？」
展示スペースに整然と並ぶオブジェクト。
ナカダマコトさんの木彫作品です。
作品がずらり整然と並べられた光景だけでもゾクゾクっと、かっこいい。
そして映像が流れている...⇩
「...これは！なるほど！これが！こうなるのか！」
手道具、NC加工機、電動工具、映像、様々な道具と技法を使い、新しい木彫作品を目指しているナカダマコトさん。
映像作品は、こうした技法を使い少しずつ模様を変えながら制作された作品画像をつなぎ合わせたもの。
展示されている30の作品は、３ヶ月かけて制作したもの。映像にして約1.5秒分なんだそう。
新しい木彫作品を作りたいと語るナカダマコトさん。
ナカダマコトさんは、木彫を「生きている」と考え、作品を「動かそう」と映像作品を制作しました。
今回立体の一面だけで展開した映像作品も次回は立体全面で展開してみたいと意気込みを話してくれました。
近い将来、さらに生命の溢れる力作が見られるかもしれません。楽しみです！
作品の表面に彫られた緻密な模様。
精密機械のICチップを想わせるその模様は、木という素材そのものの中に詰め込まれた情報を表現したものです。
木が成長してきた年月、経験した雨風、陽光、そのDNAに刻まれた自然の中で生きる知恵・力...etc.
「生きている」木として、それらがもっている情報がこの模様なのです。
その他の展示作品には、地球を摸した作品や木材以外の素材を使った作品やなども。
木彫を学んだ学生時代から現在の仕事で習得した知識、技術まで、
これまでの経験が作品には活かされてます。
（8/13(月) は19:00まで）
ぜひこの機会に多くの人に作品の魅力に触れて頂ければと思います！
ナカダマコト
NAKADAMACOTO
様々な技法、道具を使って木彫を主に製作しています。
下記のURLで過去作品等が見れます。
第15回公募ZEN展 立体工芸部門 優秀賞 受賞
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