新谷べに
『pattern』
2017.12.22 - 2017.12.25
WEST 1-F
普段は佐賀県で活動をされているという新谷べにさんの個展がWEST1-Fで開催中です。
まとまった数の作品を展示されていますが、なんと初個展とのこと。
ほんの一部ではありますがご紹介させていただきます。
もともとはこの写真のような「模様」を描くというところから新谷さんのペインターとしての活動がスタートしたそうです。
もちろん今もその流れを汲んでいて、この「装飾」をどう生かすかというところで日々試行錯誤されています。
ご覧の通り、扉と比べてみると作品の大きさが伝わると思います。
新谷さんにとって、ペンを走らせることは思っている以上に自然なことのようです。
何か大きな夢や目標があるわけではなく、かと言って惰性でもない。
人にはアウトプットをし易いシチュエーションというのがあり、それは例えば本を読んだあとであったり、誰かの話を聞いたあとかもしない。ひょっとしたら落ち込んだときであるかもしれないし、朝目覚めたときかもしれない。
新谷さんはあまりにも自然に、そんなシチュエーションに左右されずに淡々と創作を続けていると言います。
気付いたら描いている。
眠たくなってする欠伸とか、帰路で帰ったら何を食べようか?なんて考えるくらい取るに足らないような、そんななんでもない感覚で絵を描く。
近年は「女の子」と「装飾模様」を掛け合わせた作品をつくられています。
今後の変化もどうなっていくのか楽しみです。
また、会期中はスペース内で新谷さんによるライブペイントが行われています。
複雑な模様がどんどん描かれていく様は見応えたっぷりですよ。
はるばる東京での個展を行うパッションももちろんのこと、
これだけの作品を生み出すエネルギーと自然体な新谷さんの今後の活躍が気になります。
展示会は 12/25 まで!
是非ご覧下さい。
【 スペース紹介はこちら 】
chida