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M+『今日はいちだんとエクスタシー』(304)

M+『今日はいちだんとエクスタシー』
2017.12.19 - 2017.12.24
[EAST 304]


[EAST 301], [WEST 2-B]でも同時開催中の学生アーティスト集団「M+」による『今日はいちだんとエクスタシー』。[EAST 304]スペースではメンバーのひとり佐々見風さんのドローイング作品が展示されています。
その独自の世界を一部になりますがご紹介致します。


M+は2015年に発足した若いアーティスト集団。
思想家・柳宗悦が提唱した「民藝美学」を研究・再解釈しながら、美しく自由な、新しい時代のアートの創造を志しています。
武蔵野美術大学、東京藝術大学、女子美術大学、京都造形芸術大学、東京音楽大学の学生など約20名が参加しています。関東圏のみならず、北海道・東北・関西にも、参加者や興味をもってくださる方の輪が広がりつつあります。


佐々 見風『美の法門 死者の瞑想』

一つのことに集中しているとき、私たちは無心になることができます。
佐々さんはそれをアートの技法に結びつけたような不思議な作風が魅力的です。
単純なパターンを描き続けることで、瞑想状態になることができる「禅」ともいえるかもしれません。
作品は中央にぽっかりと空いた穴が印象的です。
まるで仏教用語でいう"空"がぽっかり顔を出したかのような雰囲気が感じられます。


近寄って作品を見てみるといくつもの紙を無造作に貼り合わせた上から無数のパターンが描かれています。細くしっかりとした線やまるで書のような粗い筆致を見せるスタイルで描き分けられています。無数の渦のような形をしたモチーフで形作られた画面はそれ自体も大きな渦のよう。作品の前に立つとなにか大きな宇宙を垣間見ているかのような迫力があります。


スペース内には佐々さんのこれまでの作品もご覧いただけるスペースも。
気になったことがあれば是非メッセージを残してくださいね。


展示は12/24(Sun.)までとなります。
ご来館お待ちしております。


-304出展者-

<佐々 見風>
武蔵野美術大学
@sassa_kenfu


< M+>
武蔵野美大・東京藝大・東京音大の学生など13名が、油彩画・ドローイング・日本画・イラスト・写真・立体・映像・音作品などを出品します。
Website
http://mplusartists.wixsite.com/m-plus
Twitter
https://twitter.com/m_plus_artists

※ デザインフェスタギャラリー内3会場で展示(EAST館301・304、WEST館2-B)
※ EAST館304のみ、初日は12時から

※ 最終日は全室18時まで ※ 23日、24日にライブペイント予定


【展示スペース:EAST 304】

DESIGN FESTA GALLERY 原宿
Staff Jun