溝口良夫『草匂う日々』2017.4.24-4.30



溝口良夫『草匂う日々』

space:1-F

2017.4.24-4.30


「畑の草取りをした後に、雑草の匂いが染みついた身体で、都会の人の群れの中をカメラを持って歩くことがある。」

様々な女性や街外れの建物のある風景を独自の視点で捉えてきた溝口良夫による個展がWEST館1-Fにて開催中です♪





「「あなたにガーデニングなんて似あわないわ」そういう都会の女からも草の匂いがすることに気づく。付けまつ毛をした若い風俗の女からも、また京都の路地を足早に歩く花街の女からも草の匂いがする。」
作品を見ていると女性の美しさや色気といったものが、儚いもの、一瞬のものとしてとても刹那的に感じられる。


「草の匂いで胸苦しくなる夏、水着姿の人々の中をカメラを持って、サンダルをペタペタと砂を飛ばしながら歩く。木の橋であった江ノ島の遠い昔の光景を思い、そして女の写真を撮った。」
写真に撮られたものはそれが刹那的であればあるほどに強烈に深く胸に刻まれるようだ。


「山深き緑の森の草の匂いに誘われるにも、また自然の中で生活する人を尋ねた。林の中には文化的な薫りのする女が、不思議な笑みを浮かべて私を迎えてくれた。そして街外れの人が蔑む建物を見ると、貴重で魅力あるにもかかわらず次々と露と消えてしまう。
哀切の情と共に、せめて写真に残さねばと思うのである。」



『草匂う日々』の出版記念も兼ねているという今回の展示は4/30まで!!
是非ぜひお見逃しなく!!



溝口良夫
1970年自己流にて写真を始める。
1990年「ホタル」にて準太陽賞受賞。
2013年写真集『ホタル』、2017年3月写真集『草匂う日々』を出版。





【展示スペース:WEST 1-F】

DESIGN FESTA GALLERY 原宿
Staff Jun