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【 にゃんこ展5 】ZERO/しろたえ


ZERO/しろたえ
2016.1.6 - 2016.1.12
EAST 203

はんこ作家のお二人の展示会が行われています。
引き合うように出会い、「黒」と「しろ」の織り成す美しいはんこに存分に魅了されてください。




- 黒鷹司 -
東京を中心にフリーで活動中。下描きから全てオリジナルで手彫の消しゴムはんこを彫っています。 モチーフはライブ等をみに行ってその場で感じた音や光、感情、演者を動植物に変換して表現することが多いです。 完全手彫の狂気の世界、とくとご覧あれ。
実績 JAPAN EXPO/パリ


ご覧ください、この繊細な作品を。

例えこれがイラストであっても恐るべき実力者であると思うところですが、これが押されたはんこだというのだから自分の目を疑うのも無理はありません。




はんこの原型も販売されています。
こちらはにゃんこ展そのものを象徴するような凛々しいにゃんこはんこ。
ひげの1本1本まで全てナイフで丁寧に切られているのが見えるでしょうか?


小さなはんこも多数販売されています。
これらを組み合わせて使うのがまた乙なのです。



写真で見るより、絶対に現物を見て頂きたいはんこの数々。
神の手でも宿ったかのように繊細な技術に驚嘆するばかりです。

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しろたえ

切り絵のような風合いの かわいくも少し毒のあるイラストはんこを 版画用ゴム版を使い手彫りで制作しています。 はんこをもとに型を作って染めてもらった 注染手ぬぐい、ステッカー、紙もの雑貨などを展示販売。 ベタ面と線のバランスが織りなすシンプルはんこの世界 ぜひ見にいらしてください


黒鷹司さんの作品とは対称を成すようなデフォルメされたにゃんこはんこが展示販売されています。


しろたえさんの作品は一切無駄のないデザイン。
長い時間をかけて川を流れ、削られて丸くなったような石のように、角の立たない繊細さを線のひとつひとつ感じていただけるはず。

対称的だと言いましたが、比べること自体がナンセンス。
両者とももはや職人の域。


ラインカットシールの販売もされています!


このにゃんこをご覧あれ。

普通、車やバイクなどに貼られるシールを使用しているので耐久性は折り紙付き。
雨に濡れても問題無しという剛健さ。日常的に利用するものに貼っても3〜4年はもつそうです。


こちらは手ぬぐいを染めるためにつくられた型。 


職人の技術も相まって、こんなに美しい手ぬぐいが出来上ります。
プリントではなく本染めなので、

安心の日本製。
今は職人がどんどん減っていると聞きますが、現代の作家が職人と手を組むことで、伝統工芸が少しでも受け継がれていくことを切に願います。


WEBサイト

展示スペースは【 EAST 203 】です。


chida