愛玩少女展



同じ大学に通う美大生5人組の創作イラストグループ
『 ぺたんこ靴 』による展示会
『愛玩少女展 -無垢と欲望のロシュ限界-』
WEST : 1-D にて開催中





なめ吉さん
"いつまでも思春期。女の子はみんな可愛くて一途な生き物。"




黒と緑とオレンジと青、4色のボックスがあって、
開くと閉じ込められた世界が飛び出して来る。

青いボックスが開いたら、
海底に隠れた王国が姿を現した。
箱を覗くという構造と、
イラスト、コラージュが入り交じる作風は、
別世界に頭を突っ込んだように錯覚させる。




秋穂さん
"支配、所有、束縛。無表情系女子多め。セーラー服は正義だよね。"




瑞々しい色彩で描かれた女の子たちのワンシーン
彼女たちが居る風景を少し離れたところで観察し、
切り取る。

切り取られたワンシーンを眺めていると、
スロウモーションのように、動いているかのように。


「 食材を連れて 」


笹薙繭さん
"食人嗜好。幼女の血肉は甘露であると信じてやまない。虫が好き。"


血肉を想像し、体内を感じる笹薙繭さんのイラストレーション。
正体不明の存在が程よい優しさをもって、
二人の少女を見えない所へ引き込もうとするが。

脇に抱えられた子から滴った血痕が、
そうはいかないと。




雛鳥郵便さん ♀/独占欲
"求め合う少女と竜の物語を綴る語り部 。要するに異種姦好きである。"




人と異種である竜が同居する。

彼女は竜の翼で守られているのかと思いきや、
龍の胃袋の中におさまっているのかもしれない。

この二者の関係性が、例えば友人か、同体かで、
この見え方は二転三転するはず。

そして彼女がまとう毛皮の存在は、
この見方をより複雑にする。




にゃこ。さん
"金髪ロング美少女は至高。色素薄めが愛しい。童話が大好き。"




メインで飾られているのはアリスの少女
そのすぐ下に飾られていたのは、複数の童話をモチーフにした
新たなお話とイラストレーション。

「皆が知っているお話」と「皆が知っているお話」を合わせると
「皆が知らないお話」になるというアイディアが面白い。
手書きのタイトル、展示の仕方にも物語としての工夫が、凝っている。

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ぺたんこ靴 『愛玩少女展 -無垢と欲望のロシュ限界-』 
展示期間:2014.7.12 - 2014.7.14


(ぱんだ)