「創るひとたち」という平面作品を中心とした展示を開催中です。パールのインクで和紙のような紙に印刷されたフライヤ―。
一体どのような展示なのでしょうか。壁面全体に展示されている作品達、油絵、銅版画、日本画等素材は様々です。
実はこの展示、アートに関わる学生が所属する学校・専攻・地域を越えて刺激しあい、支えあい「表現する」ことを探求するというコンセプトです。
矩形の構成と人物の配置により画面に独特なリズムを与えています。
素材は何でしょうか?銅版画の作品です。同系色のグラデーションが腐食によって表出した形態を引き立たせています。
岩絵の具で描かれた天使でしょうか。囲まれた展示空間、三面に分かれた画面に描かれている為、まるで祭壇画のようです。
展示を開催する為には、作品制作は勿論のこと空間の使い方、ステートメントの作成、告知等、様々な工程を経て成り立ちます。今回地域、専攻を越えてグループ展を開催した事で今後どのようなかたちで彼らの表現に立ち現れるてくるのか楽しみです。
DFG 上園