30 × 30 展


女子美術大学生5名による展示会をご紹介します。

作品のサイズを30cm×30cmまでと決めたことで、
それぞれが好き好きに作っていながらもまとまりのある仕上がりになっています。





加藤万貴

写真はプロダクトデザインを勉強中の加藤さんの作品。
透き通った棒が無数に聳え、所々にまた透明な環が浮いています。

お話を伺ったところ、この棒は人の志に見立てたものなんだだそうです。
志を立てれば、人は様々な思いに直面するもの。
そんな思いの数々が透明の輪になって、ポストイットの如く生まれていく。

言わばこの作品はグラフのようなものかもしれませんね。
人の経験を視覚化し、集合体の美を体現しています。






山内美紀

山内さんの作品は平面作品の枠に留まりません。
「目の見えない人にでも楽しんでもらえる」ようにという創作理念を掲げているそうです。

今回、4点ほど展示されている山内さんですが
どれも立体的な作品です。

上記写真の作品は触るとわかるのですが、
ぼこぼこした白い物体ひとつひとつが違う柔らかさ。
一見すると堅そうですが、実は柔らかい。

言うなれば体験するアート。



橋本萌

橋本さんのイラストレーション。
不透明絵具と透明水彩を用いてメリハリの効いた画面が印象的です。

ゆるいキャラクターが沢山繋がりひとつの塊になっています。
淡い色彩で統一されており、インテリアとしても秀逸なはたらきをしてくれそうな一品。



上原美穂

線画を描いているのは上原さん。
ライトシュールレアリスムとでも言えましょうか。

どの作品にも見られる動物は、愛が高じて現れたもの。
日常とサバンナの情景がクロスオーバーする捻りの効いた作品群です。



大澤葵

今回の展示作品の中でももっとな作品を作られているのは大澤さん。
誰もが持っているパーソナルスペース(他人に近づかれると不快に感じる距離)
をグラフィックアートに昇華し、示したもの。

男女によるパーソナルスペースの違いなどもあるそうで、
話を聞いてみるとこれがまた面白い。
ビジュアルへのこだわりと、好奇心へ訴えかけるモチーフが
相乗効果的に作品の魅力を引き上げています。



出展されている皆さんも明るく、素敵な空間が出来上がっています。

facebookでも取り上げさせて頂きました♪
宜しければ併せてご覧下さい。

30cm × 30cm 展は本日2/16まで。
お時間の許す方は是非ご覧下さい。

(chida)