きむらさんとめりさんによる写真の展示が WEST 2-C で行われています。
ふたりは4年前にも同じ場所で写真の展示をしました。
4年という長い年月を経ても変わらない二人の関係。
柔らかい雰囲気に包まれた 2-C はちょっといつもと違った表情を見せています。
めりさんの写真です。
普段、人が見ないようなところを撮るのだとか。
めりさんの写真から感じられるのは “冷たさ”
その冷たさは氷の持つような冷たさではなく、
上質なリネンに触れたときのような安心感を伴う冷たさ。
展示写真の中にはデンマークでの写真が数枚あり、
空気の色とでもいうのでしょうか?
国内で撮ったものよりも幻想的に写っているように感じます。
続いて、きむらさんの写真の展示をご紹介します。
めりさんがテーマに選んだのは、東京と故郷。
それぞれの場所で感じる “さみしさ” が別物に感じるといいます。
水や、ガラスなどへの映り込みを撮るのが好きだと言うきむらさん。
確かに、それが写真にも顕著に出ているようです。
田舎の風景は何よりも安堵しますね。
ただ、この写真にだってどこかさみしさを伴う部分はあります。
言葉には出来ないさみしさに焦点を当てたきむらさん。
東京に居ても地元に居ても、やさしさは変わりないのです。
4/21迄と展示となっております。
是非ご覧下さい。
--- けんや ---