1-Dでは、Kimさんが作品の素材として使っているDogae glassの紹介がされています。
このガラスは道渓ガラス村というあまり知られていない村が産地で、この地域のシェルと砂岩から作られるそうです。これらはナチュラル・ブラック・グラスと呼ばれていますが、砂岩の割合によって、黒からグリーンの間で変化するそうです。
2-Eには、このガラスを使用したKimさんの作品が展示されています。
光を受けて透過し、光るガラスならではの素材感や、壁に映った影が綺麗です。また、油絵等のように塗り直す訳にいかないので、Kimさんの制作中の所作や潔さが直に伝わってきます。
黒に近いガラス。色がついているとはいえ透明なので奥まで見る事が出来るのですが、吸い込まれそうな色の深みも感じます。
明日までになります。
DF STAFF KOZUE