カラーセラピスト
YOSHIMI YAMADA / ARTemis さんの個展 「色の記憶」
WEST : 1-C にて開催中です。
" カラーセラピストとして活動してきた年月は
「色との対話」を重ねてきた年月でもありました "
展示への想いを綴った一文。
色を即物的に取り扱うのではなく、
色という存在が内包しているものを探し出すこと。
ご自身なりの色に対する、解釈/答えを掴むこと。
今現在までの歩みが作品という形に成り代わり、
作品を経て、鑑賞者との接点を持つ。
徐々に芽生えていった、ご自身なりの一つの答え。
「 青はすべての色のゆりかごである 」
様々な色を扱いつつも、その影には、
青の存在を感じていらっしゃるよう。
スペース内には青以外の色で彩られた作品が沢山御座いますが、
やはり、中でも青は際立っておりました。
例えば絵を描くとして、
対象のふちを何色にするか?
対象の内側を何色にするか?
物体が持つ色素の色、そのままあてがうのではなく、
それ以外の色を用いることあります。
何故、その色が選ばれたのか?
その理由を紐解いていく行為は、
自分自身を見つめる行為に他ならないのかもしれない。
12月03日(月) までの公開です。