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火星ちゃん展


早稲田大学のカメラ女子による写真の展示です。

4人の個性が混ざり合い、
とても一言で説明することはできませんが
四ツ葉のクローバーをみつけたときのような
やさしい気持ちになれるのです。




”明かり”が印象的なこちらの作品。
どこか寂しい。
時間を忘れて、ぼーっと、眺めていたくなります。
ボカしているのに、奥行きのある写真です。




自作の写真集もあります。
フィルム写真ならではの画面の質感というか、温度感と言うか。

砂地に水が浸透していくように、
心に染み込んでいくんです。




“日常”にフォーカスをあてたこちらの写真群は
普遍的なものを被写体として扱っています。

それは、カメラを持った彼女の(生活の)視点でもあり
誰にでも共通する“経験”や“記憶”を思い出させるものではないでしょうか。




一体、何がどうなっているのか。
インスタントカメラでの撮影だそうです。

構図、色・・・全ては偶然なのか意図したものなのかもわかりませんが・・・
とにかく、惹き付けられる写真です。

確かなことは、
ウルトラマンセブンの体勢が尋常ではないことです。














時計のような形になるよう展示されたスペース。
朝から夜へ、夜から朝へ。

“時間の変化” は空が明るくなったり、暗くなったりするだけではなく
生活するための “もの” や “空間”も違ってくる。
並んだ写真1枚1枚が静かに教えてくれるのです。



火星人ちゃん展、12/16 までとなっております。
是非ご覧くださいませ。





--- けんや ---