WEST館 1 - D で展示中の「 静寂 」。
2人による絵画と写真の展示です。
志仁シズムさんは村田亜美さんを。
村田亜美さんは志仁シズムさんを。
お互いを被写体にし、
シンメトリーに展示されたコンセプチュアルな展示です。
統一された色合いで描かれた画面には、タイトル通りの静寂が窺えます。
両者とも3点ずつの展示です。
作品同士は向き合うように展示されています。
中間に立つときに感じる緊張感は誰かに見られているような感覚からでしょうか。
モノクロ写真では心の静寂を写し出しています。
観念的であれ、実体的なものであれ、静寂は存在します。
展示内容は観念的なものに焦点を当てていると考えて相違ないでしょう。
儚げな瞳で遠くを見る先には何があるのでしょうか。
静寂さの中にも、何か心の中に潜む影が動いているように見えます。
現代に於いて表現の幅に際限はないと言えるでしょう。
ただ、やはりアートや芸術には根底に
「精神」が密接に関係しているのは間違いないと思います。
こちらの「静寂」は11/25(日)までの展示となっております。
是非見に来て下さい♪
--- けんや ---