松成薫さんと若林優香さんによるシリーズ展示、amedeoが始まっています。
隣の受付に座っていると、壁を覆い尽くす絵に感嘆をあげる来場者さんの声を聞きます。「わーすごい」というような感想から、以前こちらを利用頂いた方の「こんな展示方法もあったんだね」というものまで。
サーカスのテント小屋で起きるスペクタクルのごとく目まぐるしく。
不意に現れる、後ろ姿のドローイング。それから単純な、しかし意図のみえない数字の羅列。
踊り子たちの絵のゾーン。
現代のドガかロートレックかクリムトか。否、それらの誰とも違う、この最小限の伸びやかな線と色彩を見て欲しい。
サーカスの華々しい演目と、終わった後のノスタルヂア。壁を覆う絵と、ところどころの余白、余韻。そういうものが重なり合って、amedeoのサーカスが開催されています。
http://amedeoten.web.fc2.com/
DF STAFF KOZUE