WEST : 1-F にて開催中 "○○ な おんなのこ"
8人の作家が想いを込めて、○○。
つまり自由に、自由な、おんなのこを描きます。
会期も中頃を過ぎましたので、
皆様の作品を部分的にピックアップし、ご紹介させて頂きます。
まつもと かおりさん
「女の子は男の子より色に囲まれているのよ」
そんな言葉がキャプションに綴られていました。
本当かどうかは確かめていないけど、
以前、男性より女性の方が色彩感覚には優れている、
なんて文章を読んだ記憶があります。
より多くの色が見えるのならば、
可能性は広がるし、お洒落に大忙しになるなと思いました。
みはらゆきさん
丸みを帯びた髪型の女の子。
口いっぱいに食べ物をほおばって、
指先で喉の奥まで押し込もうとする。
女性らしい程よいふくよかさがまた、食物に見えてくる。
押し込んだ指まで愛おしそうに味わう彼女の視線の先には、
次の食物が待機しているのかもしれない。
-彼女にとって食事とはどのような行為のことか
松さん
白のロングスリップをまとった女の子たち。
映画『エコール』を思わせる舞台、女の園。
男の性が散らつかないからこその衣装。
性差を感じさせない、この空気。
瞳の色が単色で、奥行きが伺えないのは、
やはり男の性の不在が影響しているのか。
Lia Moonさん
男は狼なのだとしたら、
女は何になるのだろう。
何者かを糧にする狼たちは女ののよう。
餌とされた何者か、から溢れ出す血液は優しいオレンジ色。
獰猛さを丸め込むしたたかさが、
この色を生んだのでしょう。
素敵なフィルターがかけられた作品。
松下 沙智子さん
黒いペンで縁取られた女の子。
黒という強い色が輪郭となり、
また内をこれまた強い柄のマスキングテープが彩る。
色/柄の両面が前面に押し出され、
その場に浮き出るかのよう。
横手 伶美さん
デジタル彩色のイラストをプリントアウトし、
カッティング、ペースト、コラージュ。
平面の画に複数の層を呼び込む。
最前面の画の背後を影とせず、
実体を何層にも挟み込むから、
彼女達は一人じゃない、不思議。
フジイ ユキさん
発色の良い色、二色で大部分が構成されている。
色の粒子が見えそうな荒さ。
強烈な配色に馴染む角ばったカタカナ。
それらはボーイッシュな女の子を思わせるのだけど、
輪郭のみ描かれた少女の服装は、
少々相反する。そのスタンスが最も印象深い。
Matsuoka Yukikoさん
瞳という要素の重要さ。
人相学においても凶相とも言われる三白眼の瞳は、
ライナーの要素も加わり、禍々しい。
頭部に生えた角も、ぱきっとした配色も、
画面の中におさまっているとはいえ、這い出る一歩手前にあるようだ。
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10月20日(土) までの展示となります。
(ぱんだ)














