出展者のまさやんさんは、音楽情報サイトmFound entertainmentの編集長兼ライターです。月の半分はライブに行き、ライブレポートを書いたり、インタビューを行ったり、ディスクレビューを書いたりと、言葉で大好きな音楽と関わっているまさやんさんですが、今回は音楽にインスピレーションを受けた絵の展示になります。
こちらは秦基博さんの「恋の奴隷」からインスピレーションを受けた絵です。
絵にはひとつひとつ、(曲ではなく絵自体の)タイトルとまさやんさんのコメントがついています。
そして、気に入った絵には自由にコメントを貼り付けることができます。そのコメントに対してまさやんさんが返事を返すというやりとりが行われています。
こちらはスガシカオさんの「コーヒー」
それに対して「曲はわからないけど、絵がすき!!」というコメントがあります。
私も邦楽をほとんど聴かないので曲が分からないものがほとんどだったのですが、それでも展示を楽しめたので、この意見に頷いてしまいました!
毛皮のマリーズ「デュマフィスの恋人」
これに対しては逆に「私がイメージしていた通り!!まさにデュマフィス!素敵すぎます★」というコメントがついていました。
まさやんさんは元々絵を描いていて、以前もデザインフェスタギャラリーで個展をしたことがあるそうです。今回はその時と違って、mFoundを通して知り合った人もたくさん来てくれたことが楽しかったそうです。twitterでやりとりしているけれど会ったことがなかった人、いつもmFoundを読んでいる人など、いつもは顔が見えない関わりが多いだけに、これから続けて行く活力になるだろうなと思いました。
今回個展をしようと思ったきっかけは解散してしまったけれどずっと大好きなバンド、GENERAL HEAD MOUNTAINのライブだそうです。この絵はその「青」という曲からインスパイアされています。
「三日間短かった!」と語っていました。
個展の為に30枚の絵を描いたこと、それにタイトルとコメントをつけたこと、展示をしたこと、展示に来てくれた人とコミュニケーションを取ったこと、それらすべてをとても楽しんでやっていることが、スペース全体から伝わって来るような展示でした。そんなまさやんさん本人は、話している間中ずっと、絵や音楽への愛がひしひしと伝わって来るような方でした。
「またやりたい!」と言っていたので、いつかまたお会い出来るのを楽しみにしています!
http://mfound.jp/
DF STAFF KOZUE