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『ざくろの庭』 [1-F:6/16-6/18]

ざくろの庭、今回は記念すべき第10回です!

最近一つテーマを決めてみんながその絵を描くという企画をやっているんですが、今回のテーマは「お祝い」です。この企画を楽しみにしている人も多いと思うので、小さい画像を載せます。



それでは、うみこさんから紹介したいと思います。
 今回うみこさんの絵を見て、「おや」と思ったんですよ。私のお気に入りは上の一枚。不穏です。「丁寧に描こうとするのをやめてみたんです」とうみこさん。人目を気にすることをやめて、抑圧されたものを開放した時に出て来たもの。私は、好きです。近寄ってみて見るとテクスチャーにも人を圧倒するようなところがあって、良い意味でぞっとします。


抑えていたものの下から出て来たものは、表情。今まで無表情な人物が多いイメージだったのですが、上の二枚の絵は口角が上がっています。だからといって単純に「笑っている」と思っていいのかどうか。もっともっと、思うままに描き進めていった絵が見たいです。


蒼鬼ハルさん
 ハルさんと言えば狐好きのイメージ!時たま本人が仮装している時に、手づくりのかわいい狐のお面をかぶっているのも印象的です。

上の絵は、今回のテーマ「お祝い」の為に描かれた作品です!

こちらも狐!
いや狐の作品しかない訳じゃないんですよ。ただ、ハルさんは22日から別のグループ展を控えていて、そちらに出すかもしれない作品は載せたくないなと思って。グループ展の詳細は以下。

6/22-6/27 絵露愚乱末世2、新宿眼科画廊
http://eroguro.grats.jp/


タカハシさん
 タカハシさんの作品に描かれた表情も、今回つよく印象に残りました。
上の作品のタイトルは『反抗期』。まさに、そんな表情です。

こちらもなんとも言えない表情です。タカハシさんの絵といえば「渦巻き」を思い出しますが、今回はそでや襟元のレースの部分に渦巻きが浸食しています。こんなところにまで・・・。


コケチチさん


今回は大きな作品があります!タイトルは『一期一会』
ドードーと滑り台に座った少女、場所は月夜の照らす公園でしょうか。コケチチさんの一貫した、ひっそりして薄暗く、それなのにファンタスティックで優しい世界に、いつも魅了されます。絵にはストーリーがあるのだとか。


それにしても、約3年間で「ざくろの庭」だけで10回目というスパンがすごいです。それぞれその他グループ展や個展などもしていますからね・・・。

http://zakurogarden.nobody.jp/

DF STAFF KOZUE