MANSIONに参加しているアーティストの一人、chunsatoさんを紹介します。
線画や線画に彩色したもの、樹脂を上からかけたものなどが並びます。
「毒さとかわいさの共存」が作品の特徴だそうです。
昨日完成したばかりだという作品の部分です。毒とかわいさ。
「絵で食べていきたい」という夢を持つchunsatoさんの現在の本職はパティシエです。それを聞いて、絵の中の強弱の付け方や色の配置、余白のバランスや林檎やイチゴなどの配置の仕方に本職の経験が生きているのではないかと感じました。
透明、灰色、黒、3種類の樹脂が絵画にかけられています。
金のスプレーも絵に別の表情を与えています。
「デザインとして使える絵を描きたい」とchunsatoさんは言います。パンやケーキを普段作っているのもあり、お皿や空間に興味があるそうで、「空間を飾るための絵を描きたい、これがバッグやタイツなどになったらうれしいし、樹脂を絵に盛ることで立体に近づけるのではないか」と話していました。あくまでも生活の中にあって、それでいて日常に驚きを与えるような作品を作りたいそうです。
食べるものを作っている人が場(空間だけではなく人の輪も含む)や空間、食器、照明など関心が高くなるのは当然だと思います。近頃若手陶芸家の昨今が気になっている私としては、ぜひchunsatoさんにお皿を作って貰いたいです。
透明感が高く白い陶器にchunsatoさんのイラストが入っていたら、とても美しいと思うんです。その食器で食べてみたい。しかもchunsatoさんは料理をするとき、出来上がりの食感を創造しながら材料を計器で計る(分量を少しずつ変えて実験をする)過程が一番好きだというので、「陶芸の素質ありますよ絶対!」とつい言ってしまいました。
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DF STAFF KOZUE
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