テンプル大学ジャパンキャンパス
インターディシプリナリーワークショップ学生9名による展覧会
EAST : 101-a にて開催中です。
今回展示されている作品の多くは油彩。
描き込みの多い力作が揃っています。
現実を直視した作品が多いように感じられました。
被写体が何であれ、キャンバスの中でどっしりと構えている。
空気を重く感じるのは、作品の出来が反映したということでしょう。
情報を作品内部に収めるその配慮。
こちらの作品は、都会の有り余る情報を保持している。
後に、白い余白が付近の情報を断絶し、切り落とすことで、
濃厚な画面/作品として取り上げている。
言葉にしてみると当たり前のことだらけで。
それでも、その「当たり前」が良質な作品作りには不可欠であります。
底辺を支える下地作りから、時間をかけて制作されている
作品ばかりがこの空間に存在している。
重厚な絵画展示スペースでございました。
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そしてすぐお隣、101-b スペースでは同じくテンプル大学による、
アート&フォト展覧会が開催中で御座います。
後ほど、ブログにてご紹介致します。