バナーエリア

このブログを検索

Vocalbluesguitar 『日常の美』

『日常の美』
Vocalbluesguitar
2019.11.8  -  2019.11.10
space : WEST Art Corner


"古くて新しい、又はそのどちらでもない、日常の不変の美しさ"
「日常」と「色」に視線を注ぐVocalbluesguitarさんの作品展が開催中!
展示会の様子を一部ご紹介します♪





今回の展示会『日常の美』は、同じく今年5月に開催された個展『色の冒険』に続く今年2回目の個展。
Vocalbluesguitarさんの数年前の作品から最新作までが一堂に展示されています。

こちらは描画アプリを使ってデジタルで制作された作品で、主に2~3年前に制作された作品なのだそうです。

前回の展示会の紹介ブログはこちらから!
『色の冒険』(2019.5.24-2019.5.26)


 076 #山 Mountain

Vocalbluesguitarさんは日常の中にある景色や感情のイメージから独自の色合いを引き出し作品を制作されています。
それは突発的にうまれることも、構成を練るなかでうみ出されることもあるといいます。
その作品のどれもに作家の「不変の美」を見出そうとする意識が注がれています。

以前までの作品シリーズはデジタルで制作され、SNSで発表されていたそうで、
タイトルに含まれるハッシュタグもSNS特有のものです。



最近、制作環境の変化とともに、Vocalbluesguitarさん自身の制作スタイルにも変化があったといいます。
こちらの作品シリーズはアクリルで制作されたシリーズ。
デジタル作品と同じく「日常」「色」への意識は変わりませんが、
技法が変わったことで作品の表情にも変化がもたらされました。


(上)"Take me or leave me"
(下)"Dance with me" 

最新の作品2点は対となる作品。
今まで使うことなかったという「白」と「黒」が使われています。



デジタルでは生まれなかった画面上の盛り上がり、うねり、色のかすれ、透け。
作品のもつ豊かな表情が魅力的です。


(上)"Warp"
(下)"Cure"

こちらも対となる2作品。
Vocalbluesguitarさんは、作品に言葉添えることも多いといいます。
言葉から膨らんだイメージは、観る者に新鮮な印象を与えてくれます。
作品とじっくり向き合い対話したくなる味わい深い作品です。


"Sunshine after the Storm"

今後の制作について、アクリルをつかった表現をさらに試していきたいと話してくださいました。
展示会で作家さんが「日常」と「色」から見出す「不変の美」にぜひ出会っていただきたいです。
Vocalbluesguitarさん個展『日常の美』は11/10までの開催となっています。
お見逃しなく。


Vocalbluesguitar 

プロフィール
セツモードセミナー卒業。
WEBデザイナー、イラストレーター等を経て現在フリーで絵を描いています。

活動内容
2017/10 個展@Art&Spaceここから
2017/12 グループ展@Art&Spaceここから
2018/02 抽象画9人展@Art&Spaceここから
2018/08 真夏のデザインフェスタ
2019/05 個展「色の冒険」@デザインフェスタギャラリー
2019/08 グループ展「SUMMER展」@銀座中央ギャラリー

展示コンセプト
美とは物事を客観的に見る事だと思います。
当たり前の事だと思うのですが、最近はそれが出来ない世の中になっている様な気がします。
古くて新しい、又はそのどちらでもない、日常の美しさとはそういう不変の美しさです。
それは個性になります。
単なる癒しでもなく、明でも暗でもない、自然な美しさ。
私はそれを追求していきたいです。
それは簡単な事ではありません。
常に闘いです。
本当の美とは永遠に求め続けるものなのかもしれません。

今回の個展ではポストカードサイズ、アクリルB5横、キャンバスプリントの三種類の作品を展示販売するのが最後になります。
その他、新作5点、アクリルB5縦作品も展示販売致します。
是非皆様御高覧ください。
お待ちしております。


http://www.thisisgallery.com/shop/vocalbluesguitar

instagram@Vocalbluesguitar 




>>>展示スペースの詳細はこちらから
staff shimada