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CiC 『Color in [ ]』

『Color in [ ]』
CiC 
2019.11.10-2019.11.12
[WEST 2-E]

法政大学 社会学部 土橋ゼミによる『Color in [ ]』が開催中です。一見すると綺麗な色の組み合わせで並ぶバーコード状のカラーバーに隠された秘密とは?
展示の様子を写真を交えてご紹介致します。


まるでテキスタイルデザインのような綺麗な色彩のカラーバー。カラーチャートのようにも見えますが、こちらにモニターを当ててみると.....

 なんと風景写真が浮かび上がりました!
 実はこのカラーバー、風景写真を元に作られているもの。
   プログラミングによって景色の写真の色のみを情報として抜き出しバーコード化にしたもの。
 鑑賞者自身が綺麗だと思った色彩は、いざ答え合わせをすると実際にはまったく何の変
 哲もない景色が元であるという、その感覚のギャップを問うというものが本展示の主題です。


写真はあえて”何でもない風景”をチョイスしているのだとか。
美しい景色をカラーバー化すれば当然美しい色が並びます。だからこそ、あえて色と元の景色が結びつかないようなものを対象にしているのだそう。
この展示で改めて人の”美意識”が一つの感覚ではなく視覚、聴覚、触覚、記憶といった複数の感覚を頼りに定められていることを感じました。

メディアプロモーションやゲームなど様々な媒体に応用できそうな本展の研究内容、今後わたしたちの身近な生活で目にする機会があるかもしれません。

今後の研究の行方が楽しみです。


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staff minako