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里見和功、伊深夏海、柿境泰輝 (AKI SPRAY PAINT) 『ていねいに生きていく』



里見和功、伊深夏海、柿境泰輝 (AKI SPRAY PAINT)
『ていねいに生きていく』
2019.8.16 -  2019.8.18
[EAST 203]

「美しいものを信じることが、
一番の早道だ。」
(プロフィールから引用)

2年前からSNSで繋がった3人の作家による夏を迎えるグループ展。

あえて作品のテーマを設けず、年に一回のペースでそれぞれの世界観を思う存分に表現していく、
好きなことと向き合って制作してきた数々の作品が詰め込まれた空間で、
新たな発見や刺激を受けるのではないのでしょうか。


こちらの壁にぎっしり並んでいるのは里見さんの原画作品。
肌が白く、すこしアンニュイな雰囲気が漂う少女と、カラフルで豊かな世界観が印象的。


街もシャボン玉のようにカラフルに。
独学で絵を描いている里見さんの絵を眺めていると、
作品一つ一つ、それぞれ映る心の底の純粋な気持ちが伝わってきます。



ザリガニが好きでお家にも飼ってらっしゃる伊深さん。
今回の展示ではザリガニをモチーフにした作品が多く見られます。
絵画だけではなく、大きいトートバッグからスマホケースまで、ザリガニまみれの空間。


赤というイメージが強いものの、
今回のグループ展にいい感じに馴染む青い背景にした原画もかなり迫力があります。


墨で描かれた体と動き、この繊細な描写から、ザリガニへの愛情がたっぷり伝わってくる。
会期限定の「ザリガニ似顔絵」も?!気になります>///<


主催のスプレーアーティストの柿境さんの作品は、主に綺麗なグラデーションで広がるスプレーアート。
空、宇宙、海、星をスプレーで表現するその繊細さに圧倒されます。
大判のキャンバスから、小さなアクセサリーグッズまで、幅広く展示されていて、都会の中のオアシスのような美しい自然をモチーフにした世界観が満喫できます。


普段は青色のイメージが強かったのですが、
今回の展示に向けて制作された新作の綺麗な緑のトワイライトは、どこか一味違って、まるで妖精が飛んでいる神秘的な森のようです。


右から里見さん、柿境さん、伊深さん。
会期中在廊されていますので、ぜひ作品についてお気軽にお声掛けください。

会期: 2019.8.16  -  2019.8.18

-出展者-

里見和功 Satomi Kazunori
1988年2月9日生まれ 東京都葛飾区出身
絵は独学。心の奥底にある忘れてしまった記憶をくすぐって、ひとつになりたい。
https://twitter.com/Roeka18

伊深夏海 Ibuka Natsumi
1997年5月9日 誕生。2017年 多摩美術大学油画科 入学。
目玉焼きとザリガニを中心に制作しています。
https://www.instagram.com/ibuka_12/?hl=ja

柿境泰輝 Kakizakai Yasuaki
1984年11月7日生まれ。画家、スプレーアーティスト。
何かの境目、色彩のグラデーションが最も広がる一瞬を描きます。
https://twitter.com/aki_spraypaint

【展示スペース:EAST 203】
staff jessie