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Ai 『Let's LOVE ME!!展』



Ai 
『Let's LOVE ME!!展』
2019.7.2-2019.7.4
at WEST 1-C

児童養護施設でパステル画教室を開催し、虐待を世界からなくすために様々な活動を精力的に行なっているAiさんが主催する、子どもたちが描いた作品の展示会が開催中です。

優しく柔らかなパステルの小作品が並び、子どもならではの感性が光っています。





ご自身の虐待経験から、その経験をいかし「虐待防止活動家」とし児童養護施設でパステル画教室を開催しているAiさん。今回の展示は、虐待を受けて自尊心が低くなってしまいがちな子どもたちに、どんな環境で育ってきたとしても、自分らしくこれからを生きていけるように、表現する場所の提供をするというAiさんの活動の一環として開催されています。

本展示では下は小学校低学年から、中学生くらいの年齢までの子どもたちが描いた作品が展示されています。




パステル画教室では誰もが簡単に絵が描けるよう予め用意された「型」を使ってそれをモチーフとし、日々さまざまな作品を作っているのだそう。

今回の展示では「木」、「猫」、「ハート」などの型を使った作品が出展されています。形は同じですが色使いやテクニックはみんな創意工夫を凝らしていて、のびのびと思うがままに絵を楽しんでいる様子が作品から伝わってきますね。

画像の作品は、学校の3学期中にやりたいことや目標などを紙に書き出してもらい、大事なもの順に大小のハートを付けていくというワークショップのような工程を経て描かれたもの。たくさんやりたいことや目標がある子の作品には大小たくさんのハートが木に成っていたり、ハートの数が少なければ「これだけは譲れない!」という決意の表れ。どの作品にもそれぞれ個性が出ています。




「型」を使った作品が並ぶ中、一際個性を放っていたのがこちらの作品。
小学2年生の女の子が描いた作品なのだそうですが、普段からとにかく絵を描くこと、そしてきのこと魚がが好きなのだそうです。

パステル画教室では「猫」と「木」のモチーフを作品に入れることというルールを与えたそうなのですが、それらの存在感は最小限に自分の好きなものをたくさん描いて、独自の世界を描いています。

この記事ではとても収まらないくらい、たくさんのストーリーがこもった作品で、絵を見ながら話を聞いているととても優しい気持ちになれました。


今後も作品の展示会は各所で行われる予定です。
Aiさんはtwitterでも情報発信をしているので、ぜひチェックしてみてください。


https://ameblo.jp/ai-2525-ai-2525/



【出展スペース:WEST 1-C】

DF STAFF isaka