『みたもの』
権 英晃
2019.6.28-2019.6.30
[WEST 1-A]
この写真展のタイトルは「みたもの」。
現役大学生である権さんが写すものはどれもフレッシュで、同世代が見ると日常的なものに写り、大人が見るととてもエモーショナルな気持ちにさせるような作品。
皆さんの目にはどう写るでしょうか
権 英晃さんの写真展をご紹介いたします。
「みたもの」=「記憶」
「記憶」と呼ぶのにふさわしいふわっとした空気感の写真が並びます。
こちらは権さんのお気に入り。
何気なく撮ったご友人の写真だそうですが、それぞれが違った表情をしていてカメラを意識することなく楽しそうに笑いあっている姿が写されています。
私が「旅行やお出かけの時に撮るんですか?」とお伺いしたら「いつもポケットにカメラを入れています」とポケットからカメラを出して見せてくださいました。
私は今フィルムカメラに興味があるのでポケットからカジュアルにカメラが出てくる感じに憧れを覚えました。
授業でカメラを使ったことをきっかけにカメラを始められた権さん。
彼が撮った写真の中で一番印象に残ったのはこの写真でした。
まだ撮り始めの頃に撮った写真だそうです。
集合写真ってどうしても撮っている人は写真に写れなくなってしまいますよね。
この写真にはカメラを構えた権さんの影が写り込んでいます。
その一体感に心惹かれました。
皆さんはどんな気持ちになりましたか?
私はすっかり大人になってしまったのでとても懐かしくほんの少し寂しい気持ちにもなり昔を思い出し浄化された気分です。
ぜひ見にいらしてくださいね。
本展は6月30日までです。
【展示スペース詳細はこちら WEST1-A】
staff すーじー