『cells -illustration- vol.9』
色(アートプロデューサー)
2019.4.20 - 2019.4.22
[WEST 1-B]
特定の同じ表現方法の作品のみを展示する企画である「cells」そんなcellsが今回は各ジャンルの界隈から集まったアーティストのイラスト作品を展示しました。
数々の素晴らしい作品からいくつかピックアップし、紹介致します。
『くらげの大群』
夥しい数のくらげが一斉に光に向かって行く様子は一見ゾッとするようなシーンですが、
同時に神々しい雰囲気も感じる魅力的な一枚です。
とは言ったものの、実際この状況に遭遇したら絶望しかありません、というか絶対刺されちゃいます・・・
『The Bremen steam musicians』機械仕掛けの音楽隊
皆さんご存知、グリム童話ブレーメンの音楽隊ですね。
ロバ、イヌ、ネコ、ニワトリの4匹が力を合わせて泥棒を撃退するのが本来の話ですが
この機械仕掛けの動物たちなら1匹だけで解決できてしまいそうです!
機械でありながらもロバの円らな瞳やネコのしなる柔軟な背中で本来の動物らしさが表現されているのも注目ポイントです。
『開店準備』
目の前に広がるたくさんのお菓子でヨダレが・・止まりません・・!
クッキーにキャンディー、カップケーキにジェリービーンズと今にも甘い香りがしてきそうなラインナップ、いったいどれから食べていいのやら・・これは贅沢な悩みですね!
後ろの棚にお酒を並べるバーテンダーと思わしき人物もいることから夜からはバーの営業もしているのでしょうか、ぜひ一度訪れたくなる店です!
『きえていくせかい』よわまっていく心臓のおとがする
大変可愛らしい絵とは打って変わってダークなテーマの作品。
可愛らしくうさぎ型にデフォルメされてはいるものの、落ちて行く人々、巨大な死神、赤く薄暗い空とそのアンバランスさが絶望感に拍車をかけています。
世界の運命やいかに・・!
『HIGH LIGHT』
雑誌のカバー風でオシャレなイラストです。
カバーガール「ヤマウチ ミオ」の大胆な服装と挑発的なポーズがなかなかセクシー!
夏のメイク紹介やキラーチューン選び、撮影の裏話など気になる内容が満載!
早く買ってきて読みたくなるような素敵なカバーに仕上がっています!
今回ピックアップした作品以外にも素晴らしいイラストがたくさん展示されております。
各作家さんの名刺やパンフレットなども設置されておりますので、気になる作品がありましたらぜひ手に取ってご覧ください。
本展は2019.4.22(月)まで
[使用スペース 1-B]
STAFF KIM