『3人展』
荻野鈴菜 / 小林柚乃 / 堀美佐
2019.4.1 - 2019.4.5
[WEST 1-G]
大学に入学した頃から仲良しで同じ洋画コースに通う3人は現在大学3年生。
どれも日常に溢れているものなのにどこか異世界感を感じる作品たち。
彼女たちの初の学外での展示をご紹介いたします。
部屋に入ってすぐに目に入るセーラー服の大きな油絵。
真ん中にひとつ置かれたバラの花はまるでセーラー服を纏う大人びた少女のよう。
小林柚乃さんの描く少女は実在しない。
全て彼女の頭の中で作り上げた少女たちなのです。
優しい微笑みや大きな笑顔…
彼女の頭の中にはとても純粋無垢な少女たちがいるようでどの子も幸せそうです。
誰もが共通して持てる感情を描きたかったという荻野鈴菜さんの作品は
全てのタイトルが『朝起きてから』。
間違いなく見慣れた物たちを見慣れない角度から描くことで日常に緊張感が生まれたように感じます。
荻野さん曰く「最近ゴミが好きらしい」という掘美佐さん。
彼女の描くゴミたちは堂々としている。
キャンバスの中心にドカンと描かれるゴミは新たな命を吹き込まれていました。
彼女たちは部屋の中でそれぞれのエリアを区切っておらずバラバラに展示していました。
仲の良い3人だからこそそれぞれの作品がバランスよく混ざり合いまるでひとつの作品かのように存在していました。
とても優しい気持ちになれる『3人展』は4月5日(金)までです!
ぜひ見に来てください。
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[WEST 1-G]
staff すーじー