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作者は病気団 『病気でもええよん!展』


『病気でもええよん!展』
作者は病気団
2019.3.1 - 2019.3.3
space : WEST 1-B


「病気でも問題ない。」

そんな気持ちを込めて病気の当事者たちが「A4」の作品を集め「ええよん」と肯定する展示会が開催中!
本ブログでは展示会の様子と展示作品を一部レポートします!



WEST1-Bスペースで開催中の『病気でもええよん!展』の様子。
作品サイズを「A4=ええよん」に限定した様々なテイストの絵画・イラストレーション作品が
多数展示されています。



作品中に見える錠剤の包装シートからもうかがえるように、
本展示会は、何かしらの病気の当事者でもある作家さんたちによるアート団体「作者は病気団 」のグループ展!
本展示の出展作家さんは22名とのこと。



淡い色彩で描かれた不思議な造形。
静かな世界のなかで手元の明かりが温かです。



塗り重ねられた絵の具に浮かび上がった(あるいは溶けていく)ぼんやりとした像が視線を捕えます。
自然と作品と向かい合う時間が流れます。



音楽に耳を傾ける少女の姿は
エキセントリックな配色と無数のコラージュで構成される背景が
見るものに強い印象を残します。



『病気でもええよん!展』は多種多様な展示作品で見応え十分であるだけでなく、
病気ということを自覚したアーティストたちが『病気でもええよん!』というポジティブなメッセージを発する展示会でもあります。



なお、作者は病気団は、絵画、写真、彫刻、音楽、演舞etc…幅広い表現内容をおこなっている入団者を募集しているとのこと。
今回は絵画を中心とした展示会となっていますが、いつかその他の表現による作品が発表されるのも楽しみです。

作り手・作品・アート・病気
作品と向き合いながら、それぞれの関係性に思いを巡らせてみたり、みなかったり。
ぜひご来場の上、画面に発露されたその表現をご覧ください。


『病気でもええよん!展』
作者は病気団
2019.3.1 - 2019.3.3
space : WEST 1-B


作者は病気団    
作者は病気団とは肉体や精神に疾患を抱えた当事者たちが アートによる自己表現を通じ、各々の目的にあった活動をしていく団体です。 セラピー目的でも自己掲示欲目的でも構いません。 自分たちが生きていた証を残していくのです。

http://shbdan.info/




>>>展示スペースの詳細はこちらから
staff shimada