獨協大学美術部『春彩展』
2019.3.25-2019.3.27
[EAST 303/304]
今年も獨協大学美術部・『春彩展』の季節がやってまいりました。
303スペースでは在学生展、304スペースでは卒展が開催されています。
一部になりますが、展示の模様をご紹介いたします。
303 春彩展
まずは在学生による春彩展のお部屋をのぞいてみましょう。小張理恵さんによる作品群。
可憐に、時にアバンギャルドに描かれる女性たちは、儚さや青春の瞬きを閉じ込めているよう。
健康的で慈悲深い女性の印象に、どこか心が穏やかになっていきます。
こちらは木山茜さんの作品。
大判のキャンバスにダイナミックに描かれた女子学生。
キャンバス全体が乙女ゲームのパッケージになっているように見えたり、女の子「らしさ」を強調するアイテムが散りばめられていたり、
SNSでの執着心のあるメッセージのやりとりが描かれています。
少女性に対するエネルギーがここに集約されているようです。
304 卒展
お隣304スペースでは4年生の卒展が開催されています。
恩田陽菜さんによる《近道》。
鉛筆画特有のあたたかさが、日常風景というモチーフと絶妙にマッチしています。
近道特有の細い路地から、人の生活感やあたたかみが感じられますね。
こちらは山中俊樹さんによるドローイング作品。
女性のシルエットのような造形は、おどろおどろしい印象のような、はたまた女性の神秘性のような、あらゆる想像が膨らむイメージとなっています。
水彩特有の繊細さが垣間見れますね。
全て紹介しきれないず悔やまれますがどの作品もクオリティが高い作品揃いです。
今年度の集大成を是非その目でご覧ください。
本展は3/27(水)まで。
Twitter:@artclub_dokkyo
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[EAST 303]
[EAST 304]
staff kome