『三人展』
いとうとしや、ひるた たかひろ、まつもと さち
2018.11.17- 2018.11.24
[WEST 2-E]
今年もDFGにやってきた凸凹な3人による展示『三人展』
(前回の様子はこちら→)
前回よりもさらに濃く、深みが増した彼らの世界をどうぞご高覧くださいませ。
”東京都の在る街の在る学校で出会った3人。それ以外なんの共通点もなく、年齢も性別もバラバラ。凸凹3人の全く別の「3つの世界」。そこに相対なんてものは存在しない。大変おこがましい事だがそれは観た者が「共通点」を発見する「3人展」なのである。”
ーー展示紹介より抜粋ーー
入って正面を飾るはシンガーソングライター、そして恐怖のイラストレーターこと、
いとうとしや さんの作品。
今回もシュールすぎる世界を披露するいとうさんの作品は、鯖の味噌煮を主人公とした
絵本の原画の展示。
シュールな風貌をした”しょっぱい”鯖の味噌煮が行き着く先は一体どこなのか、、
なんだこれは...と思いつつも、温かみのある色彩と妙に憎めない風貌のキャラクターが
織りなすその不思議な世界観にいつのまにか虜にされてしまいます。
しかし、いとうさん、机の上にあるのは鯖の水煮では...?
次に紹介するは性や愛を極限まで研ぎ澄ませたシルク版画家こと、ひるた たかひろさん。
Matter Out Of Placeをテーマに作品を制作するたかひろさん。
ビールにや動物に『MOOP』とはある意味皮肉、いえいえ、ひるたさんなりのウィットに
飛んだジョークでしょう。
作品はエディション販売をしておりますので是非この機会にお買い求めくださいませ。
最後は、まつもとさち さんをご紹介。
鮮やかな色彩で描かれるは夢のように、不思議で歪な物語。
華やかな色とは裏腹に、画面に浮かぶ風景は少しだけ寂しさと憂鬱が垣間見えます。
まつもとさちさんの特徴である、何層にも色彩が重ねられることによって作られた背景が
その世界観をより深めています。
会期は24日まで、もしかしたらご本人様とお会いすることができるかも?
どうぞ起こしください。
-- 出展者プロフィール --
ひるたたかひろ
/ 性や愛を極限まで研ぎ澄ませたシルク版画家
1988年生まれ福島出身
2011年日本工学院専門学校卒業
デザイン会社に勤務し、版画家として作品を制作
まつもとさち
/ 繊細かつ色鮮やかな世界にメランコリックを描くイラストレーター
1987年神奈川県生まれ
日本工学院専門学校webデザイン科を卒業後、Tシャツ制作会社、専門学校補助教員を経て、現在は映像制作会社でCGデザイナーとして勤務する傍ら作品制作を続ける
Twitter @miyoteto
いとうとしや
/ 恐怖のイラストレーター
1990年宮城県塩竃市生まれ
シンガーソングライターであり、「恐怖」をテーマにした作品を生み出す「恐怖のイラストレーター」
Twitter @nuurihyon
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staff minako